スタンプコンクリートとは?メリットとデメリット

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【スタンプコンクリートとは】

スタンプコンクリートとは、いったいどのような素材なのでしょうか。耐久性や費用・価格は?業界の裏話を交えて一挙公開させて頂きます♪ほかにも何かお知りになりたい事がございましたら、お気軽にご連絡ください。

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スタンプコンクリートとは、コンクリートが柔らかいうちに、ゴム製のスタンプ板で型押しして、レンガ模様や木目模様などを付ける技法になります。

 

※下記画像は木目調のスタンプ板を押しています。

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木目調のスタンプコンクリート完成現場は、下記のような雰囲気になります。

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【発祥と歴史】

スタンプコンクリートの発祥は、1950年ごろのアメリカになります。「スタンプコンクリートの父」として知られるブラッド・ボウマンがコンクリート舗装をパターン化する実験を始めたことが発端となります。


ボウマンは、最初に木製のスタンプ板を試しました。次に鉄板で試し、最後にアルミニウムのスタンプ板でした。しかしどれも、寿命が限られていました。その後に現在でも使われているゴム製のスタンプ板へと変化しました。

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スタンプコンクリートは、メーカーの違いにより呼び名が変わります。スタンプコンクリート・アレンジコンクリート・ファンタジーコンクリート・グランドコンクリート・デザインコンクリートなどは、すべて同義語であり、同じ施工方法です。※本サイトではスタンプコンクリートにて統一します。

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【通常のスタンプコンクリート施工方法】

・整地して型枠を組み、割れ防止のメッシュ筋を敷きます。


・枠の中に生コンクリートを流し込み、その上に色粉を撒きます。

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スタンプ板を押して模様を付けます。完全に乾いたらボンドを塗って仕上げます。

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通常のスタンプコンクリートは、2年に一度、メンテナンス塗装が必要となります。

メンテナンス費用は、車2台分の広さで20万円ほどです。

実際メンテナンスは、多額の費用がかかるのでやれません。すると、通常のスタンプコンクリートは、表面にしか色が付いていない為、駐車場や、人通りの多い所では表面が削れてしまい、色がハガレてしまいます。※下記画像参照

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デメリット 失敗 劣化 剥がれ はがれ 色落ち 色褪せ 耐久性 経年変化 スタンプ デザイン コンクリーデメリット 失敗 劣化 剥がれ はがれ 色落ち 色褪せ 耐久性 経年変化 スタンプ デザイン コンクリート 滑る 滑り 

【タフテックスについて】

スタンプコンクリートには2種類あります。通常のスタンプコンクリートと、高強度スタンプコンクリート「タフテックス」(特許出願済工法)です。タフテックスは、色を中まで混ぜてあり、表面が削れても同じ色が出てくる「金太郎アメ構造」のため、色のハガレはありません。

下記画像の、スタンプコンクリート タフテックスの断面部分を見ると、中まで同じ色になっています。

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下記がタフテックスと、通常のスタンプコンクリートの比較構造になります。試験として表面を1mmほど削った結果、タフテックスの色ハガレは目立ちませんでしたが、通常のスタンプコンクリートは下地の白い色が出てきて、色のハガレが目立ちました。

 

またタフテックスの柄は深いため、表面が削れても柄は残ります。しかし、通常のスタンプコンクリートの柄は浅いため、表面が削れると柄も消えてしまいます。

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【タフテックスの施工方法】

・整地して型枠を組み、割れ防止のメッシュ筋を敷きます。ここまでは通常のスタンプコンクリートと同じ施工方法です。


タフテックスの場合は、色を混ぜてある生コンクリートを型枠に流し込みます。そして生コンクリートが柔らかいうちに、スタンプ板を押して柄を付けます。

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乾いてから、ボンドを塗布して完成です。タフテックスは、柄が深く、中まで同じ色の「金太郎アメ構造」のため、ノーメンテナンスで、色ハガレ無し50年耐久の高強度スタンプコンクリートとなっております。(特許出願済工法)

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【グラフ比較】

通常のスタンプコンクリートと、タフテックスをグラフにて比較しました。

グラフ内容

強度=耐久年数

豪華=豪華さ・オシャレさ

種類=種類の多さ

汚れ=汚れが目立つか

低価格=コストパフォーマンス

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【タフテックス性能】

駐車場可

耐久性 50年

ノーメンテナンス

高圧洗浄可

 

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【通常スタンプコンクリート性能】

駐車場不可

耐久性 5~8年

2年ごとにメンテナンス必要

高圧洗浄不可


通常のスタンプコンクリートとタフテックスの違いは、強度・耐久性のみが変わります。そのほか、見た目や、価格などはほぼ同じ設定となっています。

通常のスタンプコンクリートは強度が低いので、駐車場では使用不可です。タフテックスは駐車場使用でもノーメンテナンスで、色ハガレ無し50年耐久となっております。

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【メリットとデメリット】

駐車場に普通コンクリート床ではなく、スタンプコンクリート床を使用した場合のメリットとデメリットをお伝えします。

 

・メリット①

駐車場にスタンプコンクリートを使用した場合のメリットは、長年オシャレを楽しむことができるという事です。普通のコンクリートは、経年変化により汚れや、ヒビ割れが目立ってきて、建物まで寂しい雰囲気になります。下記は、10年後のスタンプコンクリートと普通コンクリートとの比較画像になります。画像は同じ建物ですが、雰囲気はどのように見えますか?

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この画像は、実際に10年経過したタフテックスの画像になります。古くなり、汚くなっていますが、雰囲気は如何でしょうか。汚なくてもオシャレを維持できるのがタフテックスです。

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・メリット②

スタンプコンクリートは、普通コンクリート床に比べて照返しが少なくなっております。照返し率が高いと、太陽光が床に反射し、室内に紫外線が入り込み、部屋の温度があがってしまいます。

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※名古屋市工業研究所調査

・メリット③

スタンプコンクリートは、普通コンクリートと同じようにヒビが入る可能性があります。しかし、スタンプコンクリートは、模様が付いているので、ヒビ割れが目立ちにくいのです。下記画像は普通コンクリート床とヒビ割れの比較してみました。どちらの方が目立ちますか?

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・デメリット①

デメリットとしては、普通のコンクリートより費用が高くなりますが、本当のレンガ敷きの半分くらいの価格で、タフテックスの施工が可能です。

 

・デメリット②

スタンプコンクリートは、雨天時に濡れると滑りやすくなります。しかし、タフテックス石畳は、濡れても滑りにくいので、アプローチなど、よく歩く場所に石畳を利用されると良いです。※摩擦比較表参照

タフテックス石畳は晴天時よりも、雨天時の方がさらに滑りにくくなるという結果がでております。※名古屋市工業研究所調査

【タフテックス強度】

生コンクリートに色粉を混ぜたタフテックスの強度は、普通コンクリートの強度を100%とした場合、96~110%という結果となり、強度的には、ほぼ変化はありませんでした。

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【色と柄の種類】

スタンプコンクリートの色や柄は、組み合わせによって100種類以上になります。洋風やシンプルモダン、和風など様々なスタイルにあわせる事が可能です。

【色と柄の選び方】

色の選び方は、建物壁面・ポーチ・玄関ドアなど、建物に使われている素材の色を使うと統一感がでます。

 

駐車場は目地が深い柄を選ぶと良いです。タイヤの摩擦で表面が削れても柄が消えないからです。逆に、木目は柄が消えやすいので駐車場での利用は避けて下さい。

 

畑や空き地が近所にある場合は、飛んできた砂がスタンプコンクリートの上に被さります。その場合、濃い色は汚れが目立ちます。近所に畑や空地がる場合のスタンプコンクリートは、薄い色の方がおすすめです。

【価格の比較】

スタンプコンクリートの価格は、地域によって単価が変わります。仮に普通コンクリートの㎡単価を1万円とした場合、他の素材とどれくらいの金額差があるのか、概算で計算してみました。参考にしてみてください。

普通コンクリート

10,000円/㎡

 

スタンプコンクリート

10,000円~18,000円/㎡

種類によって変動あります。

 

砕石敷き込み

3,000円/㎡

 

石貼り

25,000円~30,000円/㎡

石の種類で変わります。

 

タイル貼り

20,000円~25,000円/㎡

 

レンガ敷き込み

20,000円~25,000円/㎡

下地はコンクリート利用

 

スタンプコンクリートについてはご理解頂けましたでしょうか。一生に一度の外構工事ですので、悔いのない素材選びをして頂けたら幸いです。もっと詳しくお知りになりたい方は、下記にお気軽にご連絡頂けますでしょうか。